Glassは、Z80プロセッサ用のクロスプラットフォームアセンブラです。前回のリリースから5年が経ちましたが、その間、かなりの数の改良が積み重ねられてきました。より多くの人が開発ビルドを使うようになったので、そろそろ新しい正式なリリースをする時期が来たのです!
Glass 0.6 の新機能:
- プレフィックス
$
を16進数に使用できるようになりました。 - 記号は
$
文字(bc)で始まらないようになりました。 -
org
疑似操作で、0-FFFFHの範囲外の値をサポートするようになりました。 - ラベルが次のニーモニックに関連付けられるようになりました。
- 引数が命令の親スコープで検索されるようになりました。
- 複数行にまたがる式にコメントを追加できるようになりました。
- インクルードパスにサブディレクトリが必要になる場合があるバグを修正しました。
- メンバー検索に親スコープが含まれる場合があるバグを修正しました。
- マクロ定義のシンボルオフセットがシンボルファイルに含まれるようになりました。
- 整数の
equ
値を持つシンボルは、シンボルファイルに含めるようにしました。 - 入れ子になったディレクティブのシンボル再定義の誤りを修正しました。
- 3項式のオペランド
?:
が評価されない場合でも、エラーを発生させないようになりました。 if
ディレクティブのラベルの取り扱いが改善されました。-
db
、dw
、dd
疑似演算は入れ子になった配列を平坦化するようになりました。 - 演算子
[]
で文字列の配列を作成できるようになりました。 - エラー時の行番号、列番号は従来通り1から始まるようになりました。
- アセンブルされたソースコードのリストが生成できるようになりました。
- 符号なし右シフト演算子
>>
がサポートされました。 - 文字リテラルで
'
を''
と書くことができるようになりました。 - 文字列リテラルで
"
を""
と書くことができるようになりました。 - 初期リリースからサポートされている
end
指令をドキュメント化しました。 - ソースファイルのエンコーディングが ISO-8859-1 から UTF-8 に変更されました。
- Glassが引数なしで実行されたとき、バージョン情報を表示するようになりました。
サポートについては、フォーラムスレッドをご覧ください。
関連リンク: Glassプロジェクトページ